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チェン・カイコー監督の新作「空海―KU-KAI―妖猫伝」、製作費150億円の日本人びっくり? (2)

人民網日本語版 2017年07月18日15:05

陳凱歌監督

園監督が「中国にいた」理由は、中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局 が製作を認めた映画「黄金蝴蝶」の脚本を務めるからで、同映画の製作がもうすぐ中国でスタートする。最近、三池崇史監督も中国で映画を製作する予定であることを発表している。

日本の純国産映画で製作費が150億円に達した作品はこれまでに1つもない。150億円越えというと、スクウェア(現・スクウェア・エニックス)とハリウッドスタッフが手を組んで製作された人気ゲームファイナルファンタジーのイメージ作品「ファイナルファンタジー(Final Fantasy:The Spirits Within)」(2001年)が、製作費総額167億円(技術開発費込み)だった。しかし、興行収入は全く伸びず、「大失敗作」という風評が広まり、結局9400万ドル(約106億円)の赤字だった。

一方、中国映画を見ると、製作費の最高額は、恐らく張芸謀(チャン・イーモウ)監督の映画「長城(UNTITLED GREAT WALL PROJECT)」で、1億5000万ドル(約170億円)だ。同作品の興行収入(全世界)は約3億3000万ドル(約373億円)だった。製作費が9億7000万元の「空海―KU-KAI―」について、業界関係者は、配給などにかかる費用を差し引き、興行収入が30億元(約495億円)を超えなければ元は取れないとの見方を示している。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年7月18日


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