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シェアに挑む新華書店、図書館に変身 (2)

人民網日本語版 2017年07月19日10:34

貸出サービスの手続きをする利用者

本を読みたい人は、同店を訪れて、「智慧書房」アプリをダウンロードし、オンラインで99元(1元は約16.56円)のデポジットを支払うだけで、1度に150元以上の本を2冊借りることができる。返却期限は10日間以内。読者はアプリ内で自分の蔵書を公開し、本の評価を記録し、本を通じて交友の輪を広げることができる。

徐店長は、「店内のすべての本がシェアサービス対象となっており、返却された書籍は販売もしくは再びシェアされることになる。破損があれば割引して販売するか寄贈する。また、出版社と交渉して返品する可能性もある」と述べた。

徐店長は、「本をシェアしようと思ったのは、読書の費用を抑え、そのハードルを下げ、読書の習慣をつけてもらうためだ。一部の保護者は子供のために多くの書籍を購入するが、子供の成長と共にそれらの書籍は必要となくなり、無駄になってしまう。また若者が購入するようなベストセラー本を読むのはせいぜい1度で、読み終わってしまえばこれも無駄になってしまう。こうした理由を拠り所として、安徽新華発行集団はシェア書店のモデルを採用し、図書資源の有効活用を促進し、かつ返却期限を設けることで積極的な読書を促すことを決定した」と説明した。


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