研究結果によると、夫の顔面偏差値が高く、自身の魅力はあまり高くない女性のほうが積極的に節食する傾向にあり、その「原動力値」は3.5ポイント(最高6ポイント)だった。一方、自分の魅力が高く、夫の魅力はあまり高くない女性の場合、節食の原動力は3.1ポイントだった。夫婦の魅力値がどちらも低い場合、節食の原動力は2.9ポイントで、夫婦の魅力値がどちらも高い場合は2.7ポイントだった。
前出の女子学生によると、「女性からすると、この研究は、人の社会的行動に関する事実がより明らかにされたといえる。人は周囲の社会的パートナーの影響を受けている」と分析している。
報道によると、この研究により、原因や影響がはっきりしたわけではないものの、女性は社会的パートナーの視点から自分を見る傾向がある。一方、男性の節食する原動力は、自身やパートナーの魅力とはあまり関係がないようだ。
この研究結果は、これまでの研究結果とも一致しており、女性は配偶者より魅力ある存在でありたいと願う傾向があり、節食の動機は往々にして、他の人との関係によって左右されるといえる。
この研究の今後のポイントは、女性の飲食とダイエットの動機は、どのように周囲の魅力ある女友達の影響を受けるのかというものになりそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月21日
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