豪ホテルが積極的に中国人観光客を歓迎、電話番号に8を取り入れる

豪ホテル業界の大物Jerry Schwartz氏は、中国人観光客による海外旅行の価値を非常に重視しているとした。彼はシドニー・ダーリングハーバーのホテルの電話番号に、中国文化で最も縁起がいいとされる8を出来る限り多く取り入れたことを明らかにした。豪サイトの記事を引用して中国新聞網が伝えた。

Schwartz氏は豪州最大のホテル個人経営者で、ダーリングハーバーのソフィテルホテルが開業を控えている。シドニーで5つ星ホテルが新設されるのは1999年ぶりで、ホテル建設ラッシュの幕を開いた。豪州の外国人客が増加を続けるなか、今後5年間に渡り国内外のグループのホテル40軒の開発が許可されている。部屋数は計8000室。Schwartz氏は「ソフィテルホテルはホテル建設ラッシュの先陣を切った」と述べた。

そして、「私が1室58万5000豪ドルで、建設されてから2年余りのソフィテルホテルを買収すると、頭がおかしくなったと思われた。このホテルは28階建てで、部屋数は590室だ。しかしシドニーのホテルの部屋は現在、100万豪ドルの価値を持つようになった」とした。

Scwhartz氏は、「理論上、外国人による豪州旅行に影響を及ぼすが、同ホテルの10月3日の開業前に、豪ドルの相場が上がることを懸念していない」と話し、「豪ドル（の相場）が低いほど、外国人客が増えるが、実際にはそうなっていない」と指摘した。（編集YF）

「人民網日本語版」2017年7月27日