商務部(商務省)が3日に明らかにしたところによると、現在、国内にある13ヶ所の越境EC総合試験区の速報値の統計によると、今年上半期には13試験区の越境EC輸出入額が1千億元(1元は約16.4円)に上り、前年同期の倍以上になった。そのうちB2B(企業間取引)が60%以上を占め、越境EC輸出入は中国の対外貿易発展の新たな成長源になっている。試験区は関連する政策の枠組みを刷新・構築し、情報共有システム、金融サービスシステム、スマート物流システム、EC信用システム、統計モニタリングシステム、リスク防止コントロールシステムの6システム、およびオンライン総合サービスプラットフォームとオフライン総合パークの2プラットフォームを核心として、制度の刷新を実現し、産業のモデル転換・バージョンアップを推進し、「大衆による起業・創業(イノベーション)」の新ルートを拡大した。
市場調達貿易に関して、中国税関のまとめた統計によると、今年上半期には8つの市場調達貿易モデル方式のテスト拠点で、輸出が1210億5千万元に達して、前年同期比27.8%増加し、現地の輸出の急速な伸びを後押しした。各テスト拠点市場では対外貿易の主体が大幅に増加し、市場の外向性レベルが上昇を続け、国際化水準が絶えず向上し、テスト事業が積極的な成果を収めている。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月4日
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