日常生活において、時計の時間を合わせたことがある人も多いだろう。しかし遠く離れた北京とパリの間でナノ秒クラスの正確な時間合わせを実現するには、どうすればよいのだろうか。科技日報が伝えた。
中国計量科学研究院がこのほど自主開発した「北斗時間周波数伝達装置」を利用し、8200キロ以上離れたユーラシアリンクと約1000キロ離れた欧州内リンクで、時間と周波数の伝送を実現した。
中国計量科学研究院時間周波数研究所の梁坤副研究員は「時間周波数の伝達は両端の時間を合わせることと理解することができる。実験によると、北斗システムを利用した時間周波数の伝達の安定性と精度は、GPSに匹敵する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月7日
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