国連世界観光機関(UNWTO)は2日、2016年の世界で最も人気の旅行先ランキングを公開した。今回も国際観光客到着数はフランスが1位で、延べ約8260万人となった。続く2位と3位は米国とスペイン、4位が延べ約6000万人の中国と、上位4位は前年と変わらなかった。各国の国際観光支出を見ると、2位の米国より約1220億ドル(約13.5兆円)高い約2610億ドル(約29兆円)で中国人観光客が1位となった。フランス通信社の報道を引用して環球時報が伝えた。
報道によると、同機関は通常毎年1月にこのデータを発表するが、今年は時期が遅れての発表となった。レポートは2017年のフランスの国際観光客到着数を前年比6%増の延べ約8900万人と予測した。同時に、フランスは最も観光客に人気の観光地だが、フランスでの観光客の消費はそこまで多くないとした。国際観光収入では、米国が1位、スペインが2位、タイが3位、中国が4位、フランスが5位となった。
また、ロイター通信の3日付の報道によると、国際航空運送協会(IATA)は同日、今年の夏季の北半球の航空旅客数は歴史的記録を更新すると予測されており、国際線旅客数は12年連続で増加している。今年上半期の全世界の航空旅客数の需要は前年比で7.9%増加している。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年8月8日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn