観光シーズンの夏の時期に、中国の若者はどこへ旅行に行きたいと思っているのだろう?中国の実名制SNS・人人網が若者の海外旅行をメインにした旅行サイト「来来会」と共同で、「90後」(1990年代生まれ)を対象に実施した調査によると、最も人気の海外旅行先は北欧、日本、東南アジアで、国内旅行では、雲南、西蔵(チベット)自治区が人気だった。その他、広東省も人気がある。南方日報が報じた。
40.8%が「北欧」旅行希望
多くの国が中国人を対象にビザ(査証)発給要件を緩和しているのを背景に、海外旅行に出かけて、「外の世界」を見てみたいと感じている若者が増加している。人人網と来来会の調査結果によると、 「90後」の 40.8%が「北欧」に旅行に行きたいと答えた。厳しい暑さの時期にある中国の若者は、「涼しいところに行きたい」と考えている。
北欧のほか、日本やタイといった、アジアの国も「90後」に人気だ。その理由は主に、中国から近く、交通機関も便利で、さらに旅行費が安くすむからだ。4番目に人気だったのは香港・澳門(マカオ)・台湾。