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「戦狼2」が「美人魚」を抜いて中国の歴代興行収入記録トップに

人民網日本語版 2017年08月10日08:29

製作会社によると、呉京(ウー・ジン)が監督、主演を務める戦争アクション映画「戦狼2(Wolf Warriors Ⅱ)」の興行収入が公開から12日間で34億元(約561億円)に達した。これにより、周星馳(チャウ・シンチー)監督がメガホンをとった映画「美人魚(The Mermaid)」を抜いて、中国の歴代興行収入トップに立った。新華社が報じた。

「戦狼2」では、軍隊から除名された主人公の冷鋒が、思いがけずアフリカの国の武装反乱に巻き込まれる。そのまま、その国から撤退することもできたものの、軍人の職責が忘れられない冷鋒は、戦場に戻り救援活動を行う。米俳優のフランク・グリロや呉剛(ウー・ガン)や張翰(チャン・ハン)なども主演を務めている。

同作品は7月27日に公開されると、すぐに大ヒットとなり、同月30日の興行収入が3億5970万元(約59億円)に到達し、中国映画の1日当たりの興行収入記録を塗り替えた。その後も、史上最速で7億元、8億元、9億元、10億元を突破し、今月7日の時点で34億元を超え、2016年に「美人魚」が作った中国の歴代興行収入記録を塗り替えた。

呉監督は、「すべての記録は破られるもの。『戦狼2』の興行収入記録もいつか塗り替えられる。そして、奇跡を作るのは製作者たちではなく観客だ」と話した。

現時点で、中国の歴代興行収入記録トップ3は「戦狼2」、「美人魚」、「ワイルド・スピード ICE BREAK」となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年8月10日

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