鈕承澤監督がプロデューサー、蒋卓原が監督を務め、景甜(ジン・ティエン)、欧豪(オウ・ハオ)、林遣都、黒木メイサなどが主演を務める映画「青禾男高(Fist & Faith)」が今月13日に封切りとなる。蒋監督は取材に対して、「『青禾男高』は青春要素を盛り込んだアクション映画で、単純な青春映画ではない」と語った。人民網が伝えた。
同映画の舞台は学校だが、単純な青春映画ではなく、友情や祖国への忠誠を軸として、抗日戦争の時代に「青禾男高」と呼ばれた学校で、柳禾(演:景甜)や荆浩(演:欧豪)などの教師と生徒が奴隷化教育に抵抗したり、民俗文化や言語を保護するために戦う熱血ストーリー。同映画は青春映画の枠を越えて、学内の派閥争いや戦争に対する反抗といったストーリーを中心に展開していく。
また同映画ではその青春の要素を増やすため、蒋監督は熱血アニメや二次元のスタイルを斬新にも取り入れている。これについて、蒋監督は、「私たちの世代はみんな、熱血漫画を読んで大人になった。このようなストーリーが私たちの青春に対する思いを刺激し、自分たちの青春時代を思い出させてくれる」と語った。
日本で人気の次世代を担う俳優である林遣都と黒木メイサは同映画で主演を務める。林遣都は男性主人公と敵対する学生グループのリーダー・柴田役を演じ、黒木メイサは柴田の姉、武士の家系に生まれた清子を演じ、作中ではアクションシーンも数多くこなしている。武士の魂を受け継ぐ二人が自らの祖先のためにどれほどの頑張りを見せるのか、その点も楽しみだ。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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