ここ数年、欧米諸国には「BRICSは色あせた」と声を大にし、BRICS体制はだめだと合唱し、さらにはBRICS体制に水を差すメディアが常にある。彼らがBRICS体制の実際の進展を理解していないのは明らかだ。特に近年、BRICS外貨準備基金の創設、BRICS新開発銀行の設立、BRICS拡大の検討開始など実務協力を受けて、新型の国際金融新開放制度とマクロコントロールシステムが形成されつつあり、国際連携とグローバル化の新モデルが芽吹いている。
もちろん、BRICS内には溝や摩擦が存在する。だが利害共有、戦略的協力、協力・ウィンウィンこそがBRICS協力の主流であり大局だ。今年9月、BRICS首脳会議が中国・厦門で開かれる。これは時期的に重要であり、BRICSの第2の10年間の新たな過程を決定する。BRICSは他の新興国と共に、小異を残して大同につき、互恵・ウィンウィンで、地政・文化・観念面の様々な違いを克服し、各実務協力を通じて、世界経済の発展に一層効果的な貢献を果たし、BRICSをさらに輝かせることが必ずできると信じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月18日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn