世界革新ランキングで、中国は何位につけているのだろうか。中国企業の革新力は、何点をつけられているのだろうか。中国科学技術発展戦略研究院が18日に発表した「国家革新指数報告書2016−17」、「中国企業革新力評価報告書2016」は、その答えを提示している。前者によると、世界革新構造はほぼ安定しており、調査対象となった40ヶ国のうち中国の国家革新指数総合ランキングは前年比で1位上昇した。豪州を上回ったのに加え、さらにベルギーを追い抜き17位につけた。科技日報が伝えた。
中国科学技術発展戦略研究院の武夷山副院長は、「これにより、中国の国家革新力が着実に向上を続けていることが示された。国家革新指数の得点と順位の変化の流れを見ると、中国の革新力向上を非常に楽観視できる。中国の革新資源投入が拡大を続け、革新力発展水準はその他の開発途上国を大きく上回っている。知的財産権の転化効率と質の急速な向上、企業の革新力の安定的な強化などが際立っている」と指摘した。
国家革新指数評価結果を比較分析すると、40ヶ国は3つの集団に分かれる。武氏は、「総合ランキングのトップ15の第1集団は欧米の先進エコノミーが中心で、いずれも革新型国家として公認されている。16−30位はその他の先進国と少数の新興エコノミーで、第2集団となる。競争が最も激しいが、中国はすでに同集団のトップの位置につけている。30位以下は発展途上国が中心で、第3集団となっている」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月21日
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