第3に、差異化戦略を通じて絶えず新しいバリューを創造していることがある。製品のライフサイクルを絶えず短縮し、商品の種類をますます豊富にし、その中で独自ブランドを開発して差異化戦略の重要な手段としている。現在、日本のコンビニでは独自ブランド製品が半数近くを占める。また日本国内の5万5千店舗で巨大な情報ネットワークを構築しており、各店舗は重要な情報モジュールとなって、消費情報を絶えず収集しビッグデータを形成する。このデータに基づいて、コンビニは絶えず経営戦略を調整し、経営手段を最適化することが可能になる。
当然のことながら、日本のコンビの発展は常に順風満帆というわけではない。ますます深刻化する高齢化が日本国内での拡張ペースを鈍化させており、海外進出でも同じくさまざまな課題に直面する。最近はセブンイレブンがインドネシアで全店を閉店する状況に追い込まれ、同国市場から撤退した。セブンイレブンの鈴木敏文・元最高経営責任者(CEO)が述べるように、「コンビニの仕事は人々の絶えず変化する心情を満足させることであり、これができなければ失敗する」のだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月23日
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