インドが中印西部国境の実効支配線近くでの道路建設を承認したことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、中印西部国境の平和・安定維持、現在の両国国境地帯の情勢緩和の助けにならないと指摘した。
華報道官は「中国側は自らの領土で道路を建設しているが、インド側はいわゆる『安全保障上の懸念』を口実に不法に越境して妨害した。現在のインド側の行動はまさに、インド側の言行不一致、自己矛盾、前後の食い違いを改めて証明するものだ」と指摘。
「中印双方は、国境問題が最終的に解決されるまで、国境地帯の平和と安寧を共同で維持することで合意した。インド側が西部実効支配線近くで軍事目的のあるインフラを建設することは、中印西部国境の平和・安定維持、現在の両国国境地帯の情勢緩和の助けにならない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月25日
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