南アフリカのヨハネスブルグで、「支付宝」(アリペイ)を利用してジップライニングのレッスン料を支払う中国人観光客。
エリックさんとビアさんはブラジルで人気の「ネット有名人夫妻」で、50万人を超えるフォロワーがいる。よく中国のネットショッピングで衣類やアクセサリーやデジタル製品を購入し、時には購入した商品を公開する。エリックさんは、「中国の商品は質がよくて価格も安い」と話す。人民日報海外版が伝えた。
大勢のブラジル人がこの夫妻のように中国の商品を海外通販で購入している。8月29日に阿里研究院が発表した「2017年新興5ヶ国EC発展報告」によると、中国の衣類・アクセサリーと通信関連製品はBRICSの中国以外の4ヶ国で非常に人気があり、中国人もブラジルのビーチサンダル、ロシアのグミキャンディ、インドの手工芸品、南アフリカのグレープフルーツなどを気に入り、よく購入する。同報告は、2022年にはBRICS5ヶ国のネット小売総額は3兆ドル(1ドルは約110.2円)に達すると予測する。
▽中国ネット通販プラットフォームに引き寄せられるBRICS4ヶ国の消費者たち
3年ほど前、ロシアの女性チスチャコワさんはソーシャルネットワーキングで阿里巴巴のオンライン取引プラットフォーム・全球速売通のワンピースの広告を目にした。価格の安さに驚いたワンピース好きのチスチャコワさんは、このようにして中国通販プラットフォームとのつきあいを始め、今ではすっかり海外通販の「達人」だ。
チスチャコワさんは速売通でよくタイツやワンピースを購入する。夫のオレグさんもよくハードディスクドライブなどのコンピューター関連製品を購入する。また二人でおそろいの携帯電話を購入したこともあり、チスチャコワさんによると、「中国の携帯はすごく使いやすい」という。
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