シェアリング・エコノミーが拡大するにつれて、洋服のレンタルサービス「シェアリング・ファッション」も南方から北方に普及しつつある。遼寧省瀋陽市には、月額258元(1元は約16.7円)で、1千種類以上の洋服を自由にレンタルして着用できるシステムが、すでに登場している。瀋陽晩報が伝えた。
〇毎月258元で1千種類以上の洋服がレンタル可能
「衣嘉合」というシェアリング・ファッションシステムでは、QRコード読み取り型決済システムが採用されている。毎月のレンタル代金は258元で、レンタルしなくても返金されない。1ヶ月間のお試し期間が設けられており、その後も継続する場合はデポジットとして300元支払わなければならない。デポジットは退会時に返金可能。
毎回のレンタルはスーツケース単位で、スーツケース1個で3着レンタルできる。月々のレンタル回数は無制限。借りた衣服が入ったスーツケースを返却する際に、新しいスーツケースを届けてもらうこともできる。宅配便の送料は会社負担となっている。
このプラットフォームでは、さまざまなTPO、シーズン、デザイン、サイズに対応した流行の洋服1千着以上から好きなものを選ぶことが可能で、男性用・女性用ともに揃っている。レンタルした服を着用後、利用者が、「服が汚れた」あるいは「別の服を着用したくなった」という場合、その洋服を直接返送することもできる。会社側は、洗濯・除菌・消毒・乾燥などの処理を施す。
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