中国科学技術大学が4日に発表した情報によると、国家量子機密通信商用幹線「京滬幹線」技術検証及び応用・モデルプロジェクトの技術検収・審査会が先ごろ、同校で行われた。評価・審査専門家チームはプロジェクトの建設状況、サブシステムの検収状況のヒヤリングを行い、質疑と協議を経て同プロジェクトが予定されていた技術検証と応用・モデル任務を完了したと判断し、総合技術検収の合格に同意した。これは世界初の量子機密通信中堅ネットワークが開通の条件を整えており、中国が量子技術の実用化と産業化で世界のトップを走り続けていることを意味する。人民日報が伝えた。
「京滬幹線」は2013年7月に国家発展改革委員会により建設を許可された。中国科学技術大学が建設の主体となり、安徽省・山東省が投資を行い、上海市・北京市が力強く支援。42ヶ月にわたる不断の努力の結果、高速量子鍵分配、高速・高効率単一光子探査、信頼性の高い中継・伝送、大規模量子ネットワーク管理・制御などの重要な技術的難関を突破。昨年末に全線貫通し、北京市・済南市・合肥市・上海市を結ぶ全長2000キロ以上の量子機密通信幹線を構築した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月5日
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