米経済誌「フォーブス」が発表した最新のデータによると、不動産大手の中国恒大集団の許家印会長が資産額391億ドル(1ドルは約111.5円)で、新たに中国一の富豪の座についた。2位の馬化騰氏と3位の馬雲氏との差はわずかだという。中国新聞社が伝えた。
同集団の好調な業績が許会長の資産額急増の主な原因だ。。8月28日、同集団は2017年上半期決算を発表した。その財務データによれば、同集団の今年上半期の営業収入1879億8千万元(1元は約16.9円)に達して前年同期比114.8%増加し、純利益は231億3千万元で同224.4%増加した。
実は許会長の首位獲得には以前からその兆候があった。今年になると、同集団の株価はたびたび大幅に上昇し、香港株式市場で今年最も上昇幅の大きな銘柄になった。統計によれば、今年の累計株価上昇率は480%を超えたという。
株価が相次いで高値を更新するにつれて、許会長の資産額も上昇した。
7月27日に「フォーブス」が発表したデータでは、許会長は資産額が万達集団の王健林氏を抜き、中国3位の富豪になった。8月30日には、香港一の富豪の李嘉誠氏の資産額も追い抜き、馬化騰、馬雲の両氏に近づいた。
最近は不動産銘柄の上昇が続いており、同集団の株価も引き続き大幅に上昇した。9月18日の前場終値は前日比5.79%上昇の28.35香港ドル(1香港ドルは約14.3円)となり、同集団の時価総額は3700億香港ドルを突破した。
「フォーブス」のリアルタイム富豪ランキングによると、8月7日には馬化騰氏の個人資産が362億ドルに達して、馬雲氏の361億ドルを抜いたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年9月19日
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