「運命共同体、協力新構造」をテーマとする2017年「一帯一路」(the Belt and Road)メディア協力フォーラムが19日、人民日報社と甘粛省委員会甘粛省政府の共同主催により、甘粛省敦煌市で開催された。全国人民代表大会常務委員会の張平・副委員長、人民日報社の楊振武・社長、甘粛省委員会の林鐸・書記らが開幕式に出席し、祝辞を述べた。126ヶ国と国際機関およびメディア265社の代表者がフォーラムに出席した。人民網が伝えた。
張平・副委員長は、挨拶において、「『一帯一路』メディア協力フォーラムは、各国メディアおよび政界・ビジネス界・学界の皆さんに対し、相互交流・意思疎通、相互学習・協力強化のための大きなプラットフォームを提供した。各国のメディアがこのプラットフォームに関心を持ち、このプラットフォームを活用し、相互コミュニケーションを積極的に進めることで、本フォーラムが、より実務的、高効率、内容豊富で啓蒙性の高いハイレベルなプラットフォームとなることを願っている」と述べた。
楊振武・社長は挨拶の中で、以下のように話した。
「人民日報社は2014年より毎年、『一帯一路』メディア協力フォーラムを開催し、国際メディア間の協力を通じ、情報の『高速ネットワーク』を構築し、協力の『友人圏』を拡大させ、文化の『同心円』を開拓することを目指している。習近平総書記は昨年、フォーラムに祝電を送って下さった。メディアは、『一帯一路』人文交流の促進や人心の融合の面で不可欠な存在であり、今後の活躍が大いに期待される。報道共有、政策研究、情報整合、業務交流を強化することで、『一帯一路』文書バンク、シンクタンク、データベース、人材バンクを構築し、情報を即座に伝える責任を担っている」。
林鐸・書記は、挨拶の中で、「古代シルクロード上の戦略ルートかつ貿易要地であった甘粛は、中国史上最も早くから、東洋と西洋の経済・文化交流の展開と民意融合の促進が行われた開放地区の一つであり、中国と西洋との協力交流において重要な役割を果たしてきた。甘粛はここ数年、『一帯一路』の建設に積極的に参与し、シルクロード経済ベルトの黄金区間建設に全力で取り組み、一連の実務協力での成果を上げている。各国メディアが、『一帯一路』という報道の金鉱を採掘することにさらに注目し、それによって『一帯一路』の素晴らしい物語が世界中に拡散するよう期待している」と語った。
全国人民代表大会外交事務委員会、国家文化財局、国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局などの各部門・委員会および成都・西安・煙台・湖州各地の指導者、招商局集団・中国中車・五粮液集団などの企業の代表、専門学者、国内外メディア関係者合わせて600人以上が同フォーラムに参加した。同フォーラムは、ここ数年間に中国主要メディアが主催したものの中で、規模最大、参加国・国際機関の数が最多、参加する海外メディアの数も最大で、最も大きな代表性と影響力を備えた国際メディアの盛会となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年9月19日
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