世界内視鏡外科学会議が9日、中国で初開催することになった。アメリカ大陸、欧州、アジア、アフリカなど世界の内視鏡外科専門家・学者が集結し、低侵襲外科の最新革新成果を会期中に展示する。同会議は28年目にして初の中国での開催となった。中国新聞網が伝えた。
情報によると、国際内視鏡外科学会連合(IFSES)は世界各地の外科医師協会で構成された集まりで、そのメンバーは腹腔鏡外科医師。同連合は国際フォーラムを開催することで、内視鏡外科手術の技術共有と交流を実現させている。初の大会は1988年に独ベルリンで開かれ、その後は隔年開催となっている。いままでは多くが欧米諸国で開催され、アジアでは日本とシンガポールの二国で3回開催された。
今年はなぜ、中国で開かれるのだろうか?記者会見で発表された情報によると、中国は低侵襲医療で世界トップ水準に達しており、胃がん、腸がん、肝臓がん、膵炎の手術などでは、欧米諸国の水準を上回るほどだ。その点が評価されて、今回の中国での開催につながったとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月10日
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