香港特別行政区政府入境事務所は10月9日に、翌10日より香港国際空港で香港訪問旅客セルフ離境サービスを開始し、顔認証技術により旅客の身分を確認すると発表した。新華社が伝えた。
入境事務所の説明によると、香港訪問旅客が満11歳以上で、国際民間航空機関の規定に合致し、入境事務所が公表した指定国もしくは地域が発給する有効期限内の電子旅行証書を所有している場合、同サービスの「e-道」を通りセルフ離境手続きを行うことができ、事前に登録する必要がない。同サービスは顔認証技術により旅客の身分を確認し、離境手続きが約20秒で完了する。
現在の計画によると、香港訪問旅客は入境の際に入境ラベルを配られる。資格を持つ香港訪問旅客が入境検査カウンターで入境手続きを行ったあと、この入境ラベルに同サービスのマークが入る。
入境事務所は香港訪問旅客の入境検査カウンターにカメラを追加し、リアルタイムで顔写真を撮影する。さらに顔認証技術によりこの写真と旅行証書内の写真を比較対照し、身分を確認する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月10日
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