「巨嵴彩虹竜」の復元図(イラスト・趙闖)
中国人科学者はこのほど鳥類と類縁関係の近い恐竜の新属腫「巨嵴彩虹竜」を発見した。この発見は恐竜から鳥類への進化の過程を復元するため多くの重要な情報をもたらしている。また、飛行の起源にとって極めて重要な非対称羽毛が、今から約1億6000年前にすでに出現していたことが初めて証明された。しかも現代の鳥類のように羽ではなく、尾部から生えていたことが分かった。「巨嵴彩虹竜」はこれまで報告されていた「赫氏近鳥竜」と同属の近い鳥盤類で、世界最古の羽毛を生やす恐竜で、羽毛の深化の研究に重要な情報をもたらした。また今回発見された「巨嵴彩虹竜」は、虹色の羽毛を持つ最古の恐竜でもある。ネイチャー・コミュニケーションズ誌は15日、瀋陽師範大学の胡東宇教授、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の徐星研究員の研究チームによる、この科学研究成果を掲載した。光明網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月19日
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