春節(旧正月、今年は2月16日)が近づき、正月用品の準備を始めた人は多い。米国産アーモンド、ブラジル産松の実、オーストラリア産ワイン、チリ産サクランボ……中国人の正月用品はますます「世界各国の競演」になりつつある。海外通販プラットフォームの洋碼頭がこのほど発表した「2018年正月用品消費地図」をみると、越境EC市場の普及に後押しされて、伝統的正月用品に占める海外製品の割合が63%に達したことがわかる。「北京日報」が伝えた。
海外製正月用品は一線都市の消費者の専売特許ではなくなり、二線都市でもニーズが急速に増加している。北京、上海、広州、深センでの人気はもとより、二線都市の海外製正月用品購入ランキングでは重慶、天津、南京、武漢、杭州が上位に並んだ。全体としてみると、二線都市の消費力が目立って上昇しており、16年の同期に比べて購入が27%増加した。具体的な購入品目をみると、新年限定の商品、お菓子のギフト、アルコール・飲料品が海外製正月用品の中心だ。この1ヶ月ほどの間に、世界のグルメの購入量が普段より60%増加し、ゼリーとチョコレートが一番人気で、健康食品もますます多くの消費者に好まれるようになった。洋碼頭プラットフォームのデータによれば、海外製正月用品を購入したクラスターのうち、4割が実家への直接配送を選択したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月18日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn