中国初の教育資源共有衛星「少年星1号」が2日、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。教育資源共有の理念に基づき、同衛星は全国の小中学校向けに開放される。人民網が伝えた。
「少年星」は中国宋慶齢基金会と中国科学技術協会、中国教育学会が共同発起する「中国少年小型衛星計画」の一部だ。活動は2016年に始まり、小中学生10万人以上が衛星機能のアイデアと設計に参加してきた。
初の教育資源共有衛星である「少年星1号」は軌道上での試験を終えた後、全国の小中学生に本物の衛星をコントロールする体験を提供する計画。衛星サブコントロールステーションを持つ全ての小中学校と教育機関は、同衛星のデータを使い宇宙科学普及教育を展開していく。
記者の調べによると、「少年星」のメインコントロールステーションは、中国宋慶齢青少年科技文化交流センターにある。海南文昌中学と東莞科技館、鄭州四中、安徽太和三中がサブステーションの建設を終えている。また多くの学校がサブステーションを建設中だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月5日
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