25日に開催される韓国・平昌(ピョンチャン)五輪の閉会式で、2022年冬季五輪の開催地・北京をPRする演出「北京の8分」が行われ、スポットライトが北京へと正式に移される。演出チームによると、「北京の8分」はハイテクを駆使して、中国の発展、中国の人々の熱意と友好を表現し、世界の人々を北京で集うよう招待するという。人民日報が報じた。
「北京の8分」の演出チームを取材したところ、約200人からなる技術チームとパフォーマンスチームがそれぞれ11日、17日に韓国入りし、現在、綿密なリハーサルが行われていることが分かった。
北京五輪に先立ち、04年のアテネ五輪の閉会式でも中国の伝統文化をPRする「北京の8分」が演出された。しかし、今回の「北京の8分」について、チーフプロデューサーの沙暁嵐氏は、コンセプトや観念、表現手法まで、アテネの「北京の8分」とは完全に異なるという。総監督を務める、中国の著名な映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)氏によると、「アテネの時の8分は、短い時間で中国の輝かしい五千年の文化を分かりやすく表現しなければならず、至難の業だった。今回の平昌の8分は、中国の歴史・文明を表現しようというコンセプトではなく、現代テクノロジー、美しいアートを通して、中国の人々が世界の人々を、22年に北京で集い、冬季五輪に参加するよう招待していることを表現するというのがテーマ」という。
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