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平昌冬季五輪、中国人観光客の訪韓に期待

旧暦1月1日を「中国デー」に

人民網日本語版 2017年12月04日15:53

2018年冬季五輪の開幕まで残り2ヶ月あまりとなった。平昌(ピョンチャン)冬季五輪海外メディア担当部門の盧煥熙部長はこのほど、「中国人観光客が観戦のため韓国を訪れることを大いに期待している」と述べた。中国新聞社が報じた。

盧部長は、1万人の観衆を収容可能な江陵アイスホッケーセンターの前に立ち、中国語と韓国語を織り交ぜながら、平昌冬季五輪の準備状況について記者に一生懸命紹介した。彼は、中国メディアが平昌冬季五輪によって世界スポーツ界にもたらされる新たなブレイクスルーを間近で感じるよう期待すると同時に、韓中両国が続けて冬季五輪を開催する上でより多くの貴重な経験を提供していきたいとした。

盧部長は、「続けて冬季五輪を開催する両国は、両国の国民に、冬季五輪によって直接もたらされる感動を伝えることになる。平昌冬季五輪の目標は、『新天地と新たな境界を切り開く』ことだ」と強調した。

盧部長によると、韓国側が中国人観光客を重視していることを示すために、平昌冬季五輪組織員会は、中国の春節初日(旧正月、2018年2月16日)を「中国デー」と定め、各国の観客に中国の伝統文化を紹介する計画という。「我々は、中国人観光客の訪問を心待ちにしている」と彼は話した。

また、中国人観光客がより簡便に韓国を訪れて冬季五輪を観戦できるよう、韓国政府は11月30日、今年12月1日から来年3月31日までの間、つまり平昌冬季五輪の前後期間、韓国での犯罪歴がなく、かつ一定の条件を満たす中国人を対象に、滞在期間15日までのビザ免除政策を実施すると発表した。

韓国法務部(省)は、「これらの措置を実施する目的は、中国人観光客の訪韓の利便性を高め、平昌冬季五輪の入場券販売および江原道(カンウォンド)観光業の発展を促進することにある。また、今回を契機として、韓中両国民の人文交流も促進したい」としている。

盧部長は、「両国の人文交流を推進するための重要な構成要素として、平昌冬季五輪組織委員会と北京2022年冬季五輪組織委員会は、良好な協力関係を保持している」と述べた。

2018年2月9日から25日まで、第23回冬季五輪は、韓国江原道の平昌、江陵(カンヌン)、旌善(チョンソン)の三地で開催される。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年12月4日

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