全国政協第13期第1回会議は8日午後に人民大会堂で2回目の記者会見を開き、全国政協委員5人が質の高い経済発展の推進について記者からの質問に答えた。人民日報海外版が伝えた。
社会各界は金融リスクの防止・コントロールに大変注目している。中国輸出入銀行会長の胡暁煉委員は「一部の大手金融ホールディングスが経営過程で法律・規則違反の問題を起こし、大きなリスクとなっている。こうした組織には、レバレッジ比率が高く、レバレッジに節度がない、コーポレートガバナンスが不健全、保険会社が資産投資会社になる、実業を金融にするなど経営過程で変化するといった、明らかな特徴がある」と指摘。
「こうしたリスクは速やかに解消する必要がある」「法令順守の経営を行う金融機関として、われわれは管理監督部門による管理監督の厳格化・強化を強く支持する。そうして初めて公平、公正で危なげのない、秩序ある市場環境を築くことができ、金融機関は自らをしっかりとすることができる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月9日
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