長崎の大型リゾート施設・ハウステンボスはこのほど、海上にプカプカ浮かぶ球体型ホテルを開発した。
球体型水上ホテルは揺れを最大限減らせる特殊な構造となっており、繊維強化プラスチック製で、直径6.4メートル。2階建てで、1階が客室、2階は天井がない展望スペースになっている。
客室の面積は約30平方メートルで、2人で宿泊したとしても快適で余裕のある広さだ。和室と洋室があり、和室では畳に座って外の景色をゆっくりと眺めることができる。海にプカプカ浮かぶこの球体型ホテルは家電やトイレ、浴室も完備。エアコンやシャワーなどの設備で必要な電気、水などは、下のスペースに蓄えられており、スタッフが日中に充電、水の補充をして準備をする。
宿泊客は夕方にチェックインし、夜間は船が引っ張り、翌朝には港から約6キロ離れた無人島に着く。無人島ではアトラクションを楽しむことができる。
球体型ホテルは現在、試験段階で、今春の大型連休から抽選で一般客のモニター宿泊を始める計画だ。オンシーズンの宿泊料金は約10万円になりそうだという。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月13日
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