生活サービスプラットフォームの京東到家はこのほど、今月から石家荘、南昌、温州、無錫の4都市でサービスを開始し、カバー人数は2500万人を超えると発表した。この4都市にあるウォルマート、永輝超市、卜蜂蓮花、ファミリーマートなどの各種オフライン実店舗約5千店が、相次いで京東プラットフォームに出店することが予想されるという。二線都市の消費力が徐々に掘り起こされており、それにともなって二線都市はネット企業が争奪戦を展開する要衝の地になりつつある。「北京日報」が伝えた。
家にいて、携帯電話で注文すると、1時間足らずで宅配の「お兄さん」が新鮮な野菜や果物を家まで届けてくれる。このような北京・上海・広州・深センの一線都市で実現した生鮮食品宅配サービスが今、二線都市で急速に普及している。スーパーチェーンの責任者は、「二線・三線都市の新興消費クラスターの購買力が徐々に向上することで、総合小売店などの商業施設内スーパーの発展に大きなビジネスチャンスがもたらされることになる。都市化の進行に伴い、二線・三線都市の多くで新しい商業圏や居住エリアが生まれているが、標準化された総合小売店は少ない。京東到家との協力を通じて、弊社は一線都市で蓄積してきた標準化に基づく管理システム、全国的な高品質・低価格商品、輸入商品を二線・三線都市の消費者に届けたいと考えている。また現地エリアで商品の調達を行い、現地の生鮮食品に対するニーズにも対応していく」と述べた。京東到家の関連部門責任者は、「このたび新たに開拓した石家荘、南昌、温州、無錫の4都市は、いずれも人口が500万人以上で、強い消費力をもつ新興都市だ」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月12日
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