四川省成都市で開催中の第17回中国西部国際博覧会において、多くの企業が医療、災害救助、交通などの分野をめぐり一連の先端技術成果を発表し、広く注目を集めている。新華社が伝えた。
1号館の「一帯一路」(the Belt and Road)地域協同協力館では黒色の骨組み以外は全てスケルトン仕様の列車車両が注目を集めた。このレールを空中に敷設し、高空からの360度の視界が広がり、さらには変色も可能な新型列車は、中唐空鉄集団有限公司が自主開発した第2世代新エネ・フルパノラマモノレールだ。同社の唐通董事長(会長)は、「この車両の窓と床はすべてスケルトン仕様で、車内の座席は360度回転できる。乗客は自由に沿線の風景を楽しめる」と話した。
また胃カメラ検査で苦しい思いをしている数多くの人々の悩みを解消する「カプセル胃カメラ」が重慶展示エリアで展示されており、同エリアの職員は取材に対し、この小さなスマート「カプセル胃カメラ」を飲むだけで、内蔵されているカメラと情報伝達装置が検査を終えるため、患者の負担になることはないとし、「カプセルが患者の体内に入った後、医師は外の磁気制御姿勢コントローラーによってその方向を制御し、精密かつ全面的に検査することができる」と紹介した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月25日
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