国内初のスマート移動撮影システム「iCMACS」が22日、北京国際ラジオ・映画・テレビ展覧会に登場した。人民日報が伝えた。
同システムは瀋陽広播電視台と新松ロボット自動化股フン有限公司(フンはにんべんに分)が共同開発した複合ロボット、協力ロボット、産業用ロボットなどの各種ロボット技術と、ラジオ・テレビ撮影技術を組み合わせた撮影システム。主に精密撮影、モーションキャプチャー、トラックレス撮影、近距離撮影、高速旋回撮影という5つの機能を持ち、国内スマート移動撮影システムの技術の空白を埋めることになる。
現在よく目にするスマート撮影設備の多くが輸入品で、かつ給電・信号伝送がいずれも有線となっており、移動中に線による制限を受けやすい。スマート移動撮影システムの開発と応用は、「スマート放送」の重要な手段となる。特殊撮影設備が輸入に依存するという市場構造に変化をもたらし、中国のラジオ・テレビ撮影技術のスマート化アップグレードを促すことになるとみられている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月24日
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