第1回中国国際輸入博覧会に参加した日本代表団の磯崎仁彦団長はこのほど取材に答える中で、「日本は中国市場に秘められた大きな潜在力を非常に高く評価しており、博覧会が世界経済の発展をさらに促進するものと大変期待している」と述べた。
博覧会に出展した日本企業は約450社に上り、サービス貿易、自動車、スマート・先端設備、衣類・服飾品および日用消費財、医療機器および医薬品・保健用品などのブロックにそれぞれ配置された。日本代表団をとりまとめた日本貿易振興機構(ジェトロ)は会場に日本の出展コンセプト「匠心×創新(匠の心×イノベーション)」を掲げた。磯崎氏の説明によると、「このたび日本からもってきた展示製品はカバーする範囲が広く、伝統的な工芸品もあれば、科学技術力を反映した最先端の製品もある」という。
磯崎氏は中国の消費者に向けて日本の日用消費財を強くアピールし、特に化粧品と美容製品をアピールして、「中国の女性は外に現れた美しさを追求するのはもちろん、内側の健康も追求し、美白や保湿などの製品に対するニーズは非常に大きい。日本製品ならこうしたニーズに応えることができる」と述べた。
磯崎氏は、「日本各界は13億人を超える人口を擁する中国の巨大市場を非常に重視している。日本は、中国が開放拡大を継続し、ビジネス環境を改善するのにともなって、日本企業が中国市場でより多くのチャンスをつかまえられるようになると期待している」と強調した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月8日
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