「ドア・ツー・ドア」のようにあなたを都市のもう一端に送り届ける空中「パイプネットワーク」。自動運転をサポートし、さらには運転しながら充電できる「スマート高速道路」。高速・省エネ・無騒音の真空高温超伝導リニア列車――12月21−23日にかけて、第1回浙江国際スマート交通産業博覧会ならびに2018年未来交通大会が杭州市で開催され、未来の移動に対する人々の想像を広げた。新華社が伝えた。
博覧会スマート交通展示エリアの杭紹甬スマート高速道路表示巨大スクリーン前に、多くの来場者が集まっていた。国家スマート交通システムエンジニアリング技術研究センターの王東柱副チーフエンジニアは「自動運転、自動車と道路の連携、5G通信、高精度測位などの新技術の発展は、我々のスマート高速道路の建設に条件を提供している」と話した。
浙江省は年初、全国初の「スマート高速道路」となる、杭紹甬高速道路の建設を発表した。高精度測位、自動車と道路の連携、自動運転などの総合アクセスシステムにより、「スマート高速道路」は交通渋滞や汚染などの問題を大幅に緩和し、交通事故による死亡率を大幅に引き下げる見通しだ。
王氏は「未来のスマート高速道路はより安全、スピーディでグリーンになる。近い将来、杭紹甬スマート高速道路は自動料金徴収と全天候通行を実現し、さらに自動運転、トラック編隊、動的充電などの機能をサポートする」と説明した。
自動運転の旅行に慣れてくれば、自家用機での旅行を考えたことはあるだろうか。携帯アプリを使うだけで着陸空港の情報を入手し、空港の照明システムを自らコントロールする。
浙江省舟山市の海豊通用航空サービス有限公司の牛衍凱副社長は、「当社は舟山の岱山、東極、桃花など5つの島ですでに無人当直を実現している。スマート化されたシステムにより、汎用空港の人件費を大幅に削減できる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月24日
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