改革開放40周年祝賀大会が18日に北京で開催された。改革開放40年の輝かしい歩みを振り返り、改革開放の偉大な成果と貴重な経験を総括した大会に、国際社会は幅広く注目した。海外各界は改革開放40年が中国にもたらした天地を覆すような変化に心から敬服し、世界的範囲で与えた広範で計り知れない影響を高く評価している。新華社が伝えた。
■道が命運を決定
シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年所長は「中国は40年にわたり、経済発展上の問題の解決において世界で最も優れている国で、そして対外開放の面で多大な成果を得た。中国経済はすでに世界経済の重要部分をなしている。中国は数々の大きな国際組織に参加し、世界的範囲で重要な役割を発揮している」と指摘した。
スペイン・ガリシア国際関係研究院院長、スペイン中国政策観察センター長のフリオ・リオス氏は「中国共産党の指導地位及び時代と共に進む中国の特色ある社会主義の道を堅持することで、中国は常に時代の変革に正しく対応することができる。改革開放を堅持することで、社会発展が促進された。これは、改革開放以上に中国の現代化を助けることのできる道はないことを物語っている」と述べた。
■計り知れない影響
ブラジル・リオデジャネイロ州立大学国際関係学部のマウリシオ・サントロ学部長は「中国の発展は世界の貿易・投資モデルに計り知れない影響を与えた。改革開放の推進は中国の歴史における一里塚であるだけでなく、世界の経済・貿易秩序構築の歩みにおけるシンボリックな出来事だ」と指摘した。
日本・山梨学院大学の熊達雲教授は「新時代の中国の改革開放は、必ずやさらに広い度量で世界を抱きかかえるとともに、開放的で平和な、ウィンウィンの世界の共同構築を後押しする」と述べた。
■世界とチャンスを分かち合う
アイルランド事業主雇用主連合(Ibec)責任者のダニー・マッコイ氏は「中国の経済開放はアイルランドの輸出市場の一層の多元化の助けとなり、技術、食品、金融サービス、観光など多くの分野で両国の相互投資を切り開き、人々を奮起させるチャンスをもたらした」と述べた。
ドイツ・ハンデルスブラット紙は18日付記事「中国の開放拡大で最も利益を得たのはドイツ企業」で「外国の投資家への審査の敷居を高くすることを議論する政府が一部にある中、中国は反対の方法を取り、さらに多くの障壁を打破した。これによって保険、自動車、エンジン製造などの業種のドイツ企業はすでに利益を得ている」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月21日
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