河北省公安機関一体化警報調整システムアプリ「公安110」が8日に正式にリリースされた。同システムの始動は、河北が全国で初めて、省レベル規模で、動画による緊急通報サービスを開始するのと同時に、外出時の安全監視サービスを市民に提供する省となったことを意味している。中国青年報が伝えた。
河北省公安機関一体化警報調整システムは、河北省公安庁による研究開発を経て、省・市・県3レベルの公安機関指揮センターによって共同で構築された。2018年、河北省公安庁は各地の関係部門を組織し、全省公安機関一体化調整システムとアプリ「公安110」を構築し、これまですでに邢台や邯鄲で、約1年間の試験運用を展開してきた。アンドロイドやアップルのアプリストアで「公安110」を検索したり、宣伝ビラのQRコードをスキャンすることで、同アプリをダウンロードできる。同アプリは、全省規模で利用可能となっている。
現在、「公安110」によって、動画・音声による緊急通報や「手掛かり通報」機能が利用可能で、通報はデータ通信によって行われる。「公安100」ネット動画・音声通報は、4GネットワークまたはWiFiネットワーク環境下で使用することが推奨されている。もし、通報しようとした人が、ネットワーク問題などの原因で動画・音声通報が出来ない場合は、緊急通報のタイミングを逃すことのないよう、「110」番に電話通報したり、携帯電話番号「12110」にショートメッセージを送るように呼びかけられている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年1月11日
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