中国銀聯が11日に発表した最新の春節(旧正月、今年は2月5日)消費データによると、大晦日にあたる4日から10日までの春節連休期間中、銀聯のオンライン取引額が同連休の過去最高を更新し、初めて1兆元(1元は約16.3円)を突破して、前年同期比71.4%増の1兆1600億元に達した。中国人の消費高度化の流れが明らかであるだけでなく、海外から中国に来て春節を楽しむ人も増えているという。新華社が伝えた。
銀聯の陳漢データアナリストは、「今年の春節消費には2つの注目すべき特徴がみられた。1つは普通の人々がお金をより使うようになったことで、上の世代への親孝行はもちろん、下の世代へのプレゼントや自分へのご褒美など、どの取引も目立って増加した。もう1つは文化娯楽消費と旅行消費の伸びが急速だったことで、今年の年越しの消費の注目点になった」と話す。
データをみると、春節連休中、銀聯カードによる日常的消費の金額は同74.7%増加し、平均増加率を上回った。具体的には、金・ジュエリー類の消費が人気を集め、取引額は同90%以上増加し、春節にあたりジュエリーやアクセサリーを購入した人が多かった。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年2月12日
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