遼寧省瀋陽市衛生健康委員会はこのほど、同市は今年、オンラインでホームドクターと契約を締結できるシステムを立ち上げることを発表した。この制度が始まると、市民はモバイル端末を用いて、ホームドクターと契約を結んだり、遠隔診療を受けるなどの医療サービスを受けることができる。新華社が報じた。
瀋陽市衛生健康委員会基層衛生健康処の◆毅松・処長(◆は赤におおざと)は、新システムについて、「アプリのリリース後、ユーザーはアプリをダウンロードするだけで、適切な医療機関のホームドクターと契約を結び、検査の予約や問診などの医療サービスを受けることが可能となる。これまでは、市民がホームドクターと契約を結ぶには、コミュニティの衛生院に出向かなければならなかった。だが、ホームドクター契約システムが開通すれば、オンライン契約やオンライン問診が実現するだけではなく、契約した住民にカスタムメイドの健康管理サービスを提供することが可能となる。現時点で、瀋陽市ホームドクターサービスチームは2163組に達しており、高齢者や慢性疾患患者などの重点者群を対象とした契約率は、60%以上という安定した割合を保っている」と紹介した。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月15日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn