韓国政府は11日、2032年夏季オリンピック韓国・朝鮮共同誘致の韓国側誘致都市をソウルに決定した。新華社が伝えた。
韓国の大韓体育会(韓国オリンピック委員会)が公式サイト上で発表した声明によると、11日にチンチョン(鎮川)選手村で行われた投票の結果、首都ソウルが49票中34票を獲得し、韓国・朝鮮五輪共同誘致の韓国側誘致都市に選ばれた。
韓国と朝鮮はこれまでに、2032年夏季オリンピックの共同誘致を目指すことで合意に達していた。韓国メディアの報道によると、韓国と朝鮮は近くIOC(国際オリンピック委員会)に対し、共同開催の申請を行う旨の書簡を提出する予定という。朝鮮側は、朝鮮側の誘致都市についてまだ発表していない。
ソウル側は、2032年オリンピックの共同開催が実現した場合の開催経費として韓国側は約3兆8千億ウォン(約3700億円)を見積もっている。経費負担は、ソウル市と韓国中央政府が30%ずつ、残りはオリンピック組織委員会が負担する見込み。
韓国では、1988年にソウルで夏季オリンピックが開催されたほか、2018年には平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピックが開催された。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月13日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn