兵馬俑の指を盗んだ米国人男の裁判が審議無効に

人民網日本語版 2019年04月12日14:18

国家文物局の公式微博(ウェイボー)によると、米国人のマイケル・ロハナ容疑者が中国秦代兵馬俑の親指を盗んだ事件をめぐり、米国現地裁判所の陪審員団は、被告が有罪か否かについて陪審員の間で意見が一致しなかったことから、同容疑者に対する判決について、「審議は無効、陪審員団は解散」すると宣言した。陪審員12人のうち7人が、「ロハナ容疑者は無罪」との判断を示したという。検察側は、5月15日までに同事件の再審を行うかどうかを決定する。人民網が伝えた。

ロハナ被告は、法廷で、自分が犯した罪行について包み隠さず話したが、自分の行為が泥酔状態での「愚かな行為」であり、「なぜ兵馬俑の指をもぎ取ったのか記憶にない」と訴えた。事件が起きた米フィラデルフィアにある博物館・フランクリン科学博物館の館員は、証人として出廷し、「現在、もぎ取られた兵馬俑の指は中国に戻されたが、まだ修復作業は終わっていない」と証言した。ロハナ容疑者が指をもぎ取った兵馬俑は、数千体の兵馬俑のなかでも、完全に修復されていた数少ない兵馬俑の一つであり、450万ドル(約5億円)相当の価値がある。ニュートン連邦検事補は、陪審員の行った最終陳述において、「ロハナ被告は、兵馬俑の親指を故意にもぎ取り、博物館から持ち出し自宅に持ち帰った。これは、窃盗行為以外の何ものでもない」と述べた。もし検察側が主張した罪名が成立するならば、ロハナ被告は最長で20年の懲役に科せられることになる。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月12日

  

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング