名作アニメ「千と千尋の神隠し」 中国で公開へ

人民網日本語版 2019年05月11日15:32

5月9日夜、日本の宮崎駿監督の名作アニメ「千と千尋の神隠し」が中国大陸部で公開されることが決まった。具体的な上映スケジュールはまだ発表されていない。山西晩報が伝えた。

「千と千尋の神隠し」は世界で初めての、また唯一の、アカデミー長編アニメ映画賞とベルリン国際映画祭の金熊賞をともに受賞したスーパーアニメ作品であり、紛れもない「殿堂入り」したアニメ作品だ。興行収入308億円は日本の映画史上トップで、今もその記録は破られていない。英国BBCは2015年に「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第4位に選出し、アニメ作品では1位だった。

「千と千尋の神隠し」は世界中で高い人気を誇り、今回は中国での公開が決まった。興行収入の神話を再び打ち立てるかどうかに、大きな期待が寄せられる。

「千と千尋の神隠し」の大陸部での公開決定は、同じく宮崎監督の「となりのトトロ」が大陸部で公開されたことと関係がある。2018年12月14日、「トトロ」は大陸部の映画館で上映され、大陸部で初めて上映された宮崎監督とスタジオジブリの作品になった。興行収入は1億7千万元(約27億3800万円)に上り、中国の観客に広く歓迎された。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年5月11日

  

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