従来式の港澳通行証が9月13日で全て失効に 中国

人民網日本語版 2019年05月08日16:31

中国国家移民管理局は5日、従来式の「往来港澳通行証」が今年9月13日で全て失効になると発表した。同通行証は、中国大陸部から香港地区、澳門(マカオ)地区に行く際に必要で、最短有效期限は3ヶ月。従来式の通行証を使って期間延長などの新たな申請をする場合は色々と不便が生じることになる。中国経済網が報じた。

国家移民管理局によると、従来式の通行証を携帯して香港地区や澳門地区に行く計画のある人は、事前にカード式の電子版通行証を申請することができる。既に「簽注」取得済みの有効期限が残った従来式通行証については、失効前まで使用することができる。

カード式電子往来港澳通行証は2014年9月から導入されている。今年4月1日から、国家移民管理局は、「通行証」などの出入境関連証明書類の手続きが、戸籍地や居住地を問わず、どこでも申請できるようになる「全国通弁」をスタートさせ、中国大陸部の住民は、カード式電子往来港澳通行証の手続きやツアー旅行に行く場合に必要な手続を、一層便利に行えるようになった。中国大陸部の住民は、中国全土にある出入国管理窓口ならどこででも手続きを行えるほか、国家移民管理局の公式アプリ、公式サイトなどでも手続きを行える。また、カード式証書を持っていれば、セルフ発行機でツアーで香港地区や澳門地区旅行に行く場合に必要な手続を行うこともできる。 (編集KN)

「人民網日本語版」2019年5月8日

  

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