中国語の「520」の発音が「アイラブユー」を意味する中国語の発音と似ていることから恋人たちの記念日の一つとなっている5月20日に婚活サイト「珍愛網」は「2019年Q1独身者調査報告」を発表した。報告では、独身者の恋愛・結婚をめぐりキーポイントとなる数字を分析し、そのデータの背後にある最新恋愛・結婚トレンドを洞察している。北京青年報が伝えた。
調査によると、独身男女が初めてお見合いをする年齢は23歳未満で、「95後(1995-2000年生まれ)」の約半数はお見合いの経験があった。カップル成立までのお見合いの回数は平均5回。「90後(1990-2000年生まれ)」の恋愛歴は2回未満となっており、「95後」の「恋人いない歴」は平均2年を上回り、意中の人にアプローチするのに最適な期間は2ヶ月だった。また結婚したカップルが離婚の危機に見舞われやすい時期は7年目から2年目に早まっている。そして独身男女の過半数が、「貯金は3万元(1元は約1 5.96円)未満」だった。
お見合い:初めてのお見合いは23歳までに
カップル成立までのお見合い回数は平均5回
中国では独身者の人口が2億4千万人に達し、お見合いはひとつの「社交の常態」となっている。初めてお見合いをした年齢については、「23歳未満」と答えた独身者が38%、「23-25歳」が24%。「95後」のうち4割はお見合いの経験があった。独身という現象が一般的な社会問題となっている現在、お見合いは、独身から抜け出す主な方法の一つであり、お見合いはもはや結婚適齢期を越えた独身男女だけのものではなくなっている。
珍愛網でお見合いに成功した会員に対する調査によると、カップル成立までのお見合い回数は平均5回だった。独身男女のうちお見合いの経験がある人は7割を占め、うち「毎年3回はお見合いをする」人は4割、「毎年5回はお見合いをする」人は3割に達した。
恋愛:意中の人をアプローチするのに最適な期間は2ヶ月
「95後」の「恋人いない歴」は平均2年以上
統計データによると、「過去の恋愛経験は3回未満」と答えた人は約9割に達した。このうち2割の独身男女は、「恋愛経験ゼロ」だった。「90後」についてみると、独身の「90後」のうち約7割が「過去の恋愛経験は2回未満」と答え、このうち2割は「恋愛経験ゼロ」だった。
恋愛経験がほとんどないだけでなく、独身期間が長くなっていることも、由々しき問題となっている。調査によると、独身男女のうち、「恋人いない歴」が「1年以上」と答えた人は約6割(62%)、「2年以上」は約4割(36%)、「95後」の5割以上が「2年以上」だった。