5Gの営業許可証が発行され、中国は5G商用化元年に突入した。5Gはこれから私たちの生活にどんな便利さをもたらすだろうか。いつになれば5G携帯電話を本当に使えるようになるだろうか。5Gの料金は高くないのか。このような疑問に対し、中国科学技術協会がこのほど開催したイベント「科学麻辣燙」で、通信業界の専門家と大学の専門家がそれぞれの見方を示した。「北京晩報」が伝えた。
工業・情報化部(省)通信科学技術委員会の張新生事務局長は、「5Gは消費市場と業界の応用市場で幅広く応用されることになり、世界で12兆3千億ドル(約1317兆2070億円)の売り上げを生み出す潜在力があると同時に、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)などの新技術に背中を押されて、まったく新しい、開放的で融合型のスマート化ネットワークになることが予想される」と述べた。
中国情報通信研究院の胡堅波チーフエンジニアは、「モバイルネットワークとモノのインターネット(IoT)は5G発展の主な駆動力だ。2030年までに、モバイルインターネットが接続するデバイスの総量は1千億台を超え、モバイル事業の通信量は数万倍増加して、すべてのモノとコトがつながる「IoE」を真に構築することになる。人間の脳からの指令が届いて体が反応するまでにかかる時間は約20-30ミリ秒だが、5Gもテストでミリ秒単位の反応速度(遅延)を達成しており、これは未来の5Gが自動車の自動運転や遠隔医療、救急救助活動などで大いに活躍できることを意味する」と述べた。
筆者の取材によると、北京ではすでに多くのエリアで5G信号がカバーされており、例えば、中関村エリア、学院路の一部の大学、一部の地下鉄・都市鉄道の沿線エリアなどが含まれる。許可証発行を受けて、電気通信事業者(通信キャリア)も5G基地局の建設を全力で推進しており、これから端末の電波の状態はますますよくなるとみられる。北京郵電大学の学生が語ったところによると、「大学の基地局近くで実際にテストしてみたところ、5G通信のダウンロード速度は毎秒数百メガバイトに達し、最大(ピーク)通信速度はギガバイトに迫り、アプリケーションは一瞬でダウンロードでき、秒速で画面を切り替えて動画を見てもまったく問題がなかった」という。
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