「以前は農作業をしなければならなかったので、休憩の時にできる範囲で刺していた」という畢さんは、もともと刺繍が大好きで、この手工芸によって、趣味をビジネスに発展させた。子どもが大学を卒業すると、刺繍製品を売って一家の主な収入源とし、年収は約1万-2万元(1元は約15.5円)に達した。彝族ならではの勤勉さと集中力で、畢さんの刺繍製品はどんどん有名になり、畢さん自身も村では知らない人のいない有名人になった。