畢さんの店はさながらサニ刺繍の伝承館で、毎日現地の女性や観光客がその名を慕ってやって来て、畢さんに刺繍の技能を教えてほしいと頼み、畢さんは熱意をもってこれに応える。畢さんは正式に弟子を取って刺繍を教えるほか、周囲の女性たちを引き入れて手工芸を学び一緒に豊かになろうとしている。2018年5月8日、文化・観光部(省)が発表した第5次国家級無形文化遺産代表的項目代表的伝承者リストには、彝族(撒尼)刺繍の伝承者として畢さんの名前があった。