期末テストでいい成績をとって、生きたコイをゲット!? (2)

人民網日本語版 2019年07月11日10:35

小学校のある三江侗族自治県は、主に侗(トン)族、苗(ミャオ)族、瑶(ヤオ)族、壮族、漢族などが暮らしており、広西で唯一の侗族自治県で、教育レベルは相対的に立ち遅れている。

生徒にコイを配る教師(撮影・龔普康)。

同校は今年2月から正式に生徒を募集して開校し、現地の南站団地に貧困脱却のための移転で引っ越してきた生徒たち全員が通っている。生徒856人はすべて三江県の貧困世帯の子供たちで、生徒たちが褒賞品としてもらったコイは貧困地域を一対一で支援する「対口支援」で三江県の支援元となっている広東省呉川市の貧困者支援募金を使い、用意された。

コイを手にうれしそうに帰宅する生徒たち(撮影・龔普康)。

廖校長の説明によると、生徒たちに生きたコイを褒賞として配ったのは、「年年有余(毎年ゆとりのある生活ができる)」や「魚躍竜門(事業が成功したり、高い地位に登る)」という意味を込め、生徒たちがいっそう発奮して勉強に励み、生徒と保護者が共に成功の喜びを味わってほしいと考えてのことだという。

これに対し、多くの保護者から、「学校は本当に心がこもっている」という声があがっている。

(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月11日

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