中国の知財権保護、世界から注目

人民網日本語版 2019年09月03日11:22

「米国は一方的に貿易摩擦を引き起こしてから、中国が知的財産権を盗み技術移転を強要していると絶えず批判しているが、これは事実と根拠が欠けている。周知の通り中国は近年、知財権の保護の強化を続けており、世界が認める成果を取得している。米国の知財権の権威筋などもこれを高く評価し、中国はグローバル企業にとって世界の知的財産権訴訟の望ましい地域とみることがますます多くなっている」。2日に開かれた「知財権と時代が共に歩む」をテーマとする第10回中国知的財産権年次総会では、国家知的財産権局の申長雨局長がこのように述べた。科技日報が伝えた。

申氏は「我々の最新の統計データによると、米国の1−7月の中国における商標登録出願件数は前年同期比13.7%増の3万1000件で、発明特許出願件数は3.6%増の2万3000件となっている。これは米国企業及び申請者が、中国の知財権保護の環境に十分に自信を持っていることを反映している」と指摘した。

申氏によると、今や中国の特許出願件数・商標登録出願件数は毎年世界一になっている。特許協力条約を通じた特許出願件数は世界2位、マドリッド協定議定書を通じた商標登録出願件数は世界3位になっている。知財権の創造の質、保護の効果、運用の効果と利益、国際的な影響力も上昇し続けている。「当然ながら知財権の保護に最良はなく、改善あるのみだ。我々は中米間の知財権問題について、平等・互恵・信頼の原則に基づき協議によって解決することを願う。中米企業を含む世界各国の企業に、より良い革新の環境とビジネス環境を提供する」と申氏。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年9月3日

  

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