新中国成立70周年

目覚めた「嫦娥4号」と「玉兎2号」、月の10日目の活動を開始

人民網日本語版 2019年09月24日14:02

着陸機「嫦娥4号」と月面ローバー「玉兎2号」は、14日にわたる月面の夜の極端な低温環境を無事に乗り越え、それぞれ9月23日午後8時26分と22日午後8時30分に日照を浴び、自動的にスリープモードを解除した。月の10日目の活動期間に入った。

月の9日目の昼、「玉兎2号」は月裏側のクレーターで不明のコロイド物質を発見した。月面ローバーの操縦者は走行プランを綿密に練り、クレーターの深さと飛散物の分布などの科学探査に成功した。

月の9日目の夜、「嫦娥4号」と「玉兎2号」はスリープモードに入った。月の夜が終わり日照を浴び、両機のソーラーパネルが開かれ出力がスリープ解除の数値に達すると、両機はプログラムに基づき一部の重要設備を稼働させ、地上との交信を再開した。それから地上からの制御を受け、正常な稼働状態に入った。

「嫦娥4号」と「玉兎2号」の稼働状態は正常で、地上の各測量・制御ステーションと中心的データの受信及び処理が正常に行われている。「玉兎2号」は現在まで284.661メートルを走行。月の10日目の昼、両機は引き続き科学探査活動を展開する。科学研究者も9日目の昼に取得した工学・科学データに基づき関連研究活動を展開する。月探査プロジェクトの今後の任務に向け経験を蓄積し、サポートを提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年9月24日

  

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング