オンライン宅配プラットフォームの菜鳥裹裹が24日に開いた秋の戦略発表会で、同社の李江華CEOは、同アプリの宅配年間利用者数が延べ1億人を突破したと発表した。
同社によると、「菜鳥裹裹」はすでに最大のオンライン宅配プラットフォームになっている。データによると、その小包検索・配送・引取一体型サービスは利用者から好評を博している。この1年間の利用者数は前年同期比で倍以上に増えており、2位の同類アプリの4倍に達している。
データによると、同アプリの利用者のうち90後(1990年代生まれ)が半分を超える中心層になっており、80後(1980年代生まれ)が3割を占めている。女性が64%と大半を占めている。
また大都市であるほどオンライン宅配を利用する傾向がある。北京・上海・広州・深センの1線都市では、74%にも上る利用者がオンライン宅配を利用する。新1線都市では60%。また小都市の若者が台頭し、張家口や承徳などでは、同アプリによる宅配の利用者が前年同期比で40倍に増加している。
同アプリは現在、中国全土2800以上の区・県を網羅している。注文を受けてから自宅を訪問するまでの平均時間は50分。ワンタップ宅配のほか、送料・運送保険料前払い、タオバオ系プラットフォーム返品・交換の「送料無料」「0秒返品」などを利用できる。
今回の発表会では、次世代スマート宅配の神器、「菜鳥裹裹宅配ロッカー」が公開された。企業の一体型で安心できる、安全な宅配サービスを提供する。
同製品により利用者はゼロ距離・一体型宅配を便利に利用できる。いつでも宅配を利用でき、宅配員を待つ必要がない。またその場で重量を調べ、決済をすることも可能。価格と物流の透明性が高く、事務スペースの秩序を保つことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年9月25日