呉士存・中国南海研究院院長は「中日は両国関係の新たな出発点に立ち、海洋法整備、海岸地帯管理、海洋ごみ対策などの分野でノウハウの交流を積極的に行い、非伝統的安全保障分野の東アジア海洋ガバナンス協力を共に促進するべきだ」と指摘した。
「中日海洋対話会議」は中国南海研究院と日本の笹川平和財団海洋政策研究所が2016年に共同発起した学術交流事業で、両国の海洋関連の研究機関や学者に安定した、制度化された交流ルートを提供し、海洋の安全とガバナンスなどの分野における中日双方の調整と協力を後押しすることを旨としている。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月8日